2009年11月26日

ペンギンと文化と語源

民俗・俗信
南半球(特に温帯・寒帯)に住む動物であるペンギンについて、北半球のヨーロッパや東アジアでは近世以前には知ら

れていない。日本の場合、幕末期に蘭書で知られたが、蘭学者の一部しか知り得なかった。それゆえ、ペンギンについ

て、ニワトリ・ハトのような家禽や、ツバメ・カラス・スズメなど身近な野鳥、あるいはハクチョウのような気高い野

鳥のような俗信などはなく、紋章などにも用いられなかった。
ペンギン型キャラクターは、古くは、背が黒色、腹が白色であることから、タキシードまたは燕尾服を着用した紳士に

なぞらえられることが多かった。しかし特に日本では、時代の経緯とともに愛らしさが強調され、後には様々なキャラ

クターの発露がみられるようになった。

また、これらのペンギン型キャラクターは、アデリーペンギンとコウテイペンギンがモデルになることが多い。色は白

黒の場合と青白(二色刷りの印刷物でペンギンの背の黒を青で印刷したことに始まり、後年フルカラーの映像・印刷に

なっても愛らしさ・さわやかさの表現として青で表す)の場合がある。


ラテン語説
ペンギンの語源は,ラテン語の "pinguis"(肥満)によるという仮説。15世紀後半以降、大西洋を横断したスペインの

タラ漁師が、北西大西洋のニューファンドランド島周辺に生息する飛べない潜水性の海鳥であるオオウミガラスをスペ

イン語で penguigo(太っちょ)と呼んだ。16世紀にはこの語は英語に入ってpenguinとなったとする。

時を同じくして、南半球を探検しペンギンを初めて見たヨーロッパ人は、オオウミガラスに良く似た形態・生態のこれ

らの海鳥を同じ「ペンギン」の名でよんだという。これらは特に区別せず「ペンギン」と総称され、混同されることも

多かった。

ウェールズ語説
「ペンギン」は古代ウェールズ語のpen-guyn(白い頭)に由来し、オオウミガラス(頭部が白い)を指すのに12世紀ご

ろから使われていたという仮説。しかし、1次史料は現存せず、疑問視されることもある。

オオウミガラスの絶滅
語源的には「ペンギン」はオオウミガラスに由来したが、オオウミガラスのみを指す時代が長く続いたわけではなく、

オオウミガラスと(南の)ペンギンが「ペンギン」と呼ばれるようになったのはほとんど同時期である。

南半球の探検が進み、南のペンギンの研究・利用が増える一方、オオウミガラスは乱獲により17世紀ごろから激減し、

18世紀には猟が商業的に成り立たなくなり、1844年には絶滅した。これにともない、「ペンギン」は南のペンギンを指

すことが徐々に多くなり、ついには完全に南のペンギンのみを指すようになった。

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

ペンギンと人との関係って意外と深いんですね。

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